GREEN LIVING SPACE(comment)

千葉県は　都道府県レベルで　初めて　里山条例の制定をめざすそうです
時代の潮流は　大自然から身近な自然へと　大きなうねりとなっています
それが長引く景気の低迷と連動しているにしても　自分を見つめ直すグットチャンスだと思います

今回紹介する　鴨川市の大山千枚田の保存運動も例外ではありません
機械も使えない段々田圃が　未だに残っているのは奇蹟みたいなものです
地元の方々の　地域への愛着でしょうね
このままではいずれ　ただの野原になってしまう　そんな危機感が出発点なのでしょう

しかし　保存運動も　知る人ぞ知るでは自己満足に終わってしまいますね
それを　景観を含めた自然保護の運動として　地域全体を学習の場に提供する　それが　今も試みられている　田圃のオーナー制度なのでしょう
まったくのシロウトが　田圃を耕したり　田植え　草刈り　稲を刈ったりするのです
そのサポートは今まで以上の仕事でしょう　それぞれの準備も大変ですね

お互いが学習ですね
それまでの経験を取捨選択して　ゆっくりと地道に続いて行くと良いですね
参加するのは何百人かの人達でしょうか　
しかし　それぞれが　自然を　農業を考える契機になるのです
全国に広がっている自然保護の　現在も広がりつつある　こうした一つずつの運動が重なって　地方を動かし　国の政策を動かす力になるのだと思います

昨年の収穫は21キロでした　一番小さいであろう　50平米に満たない田圃　それにあの冷害　頑張ったほうじゃないかしら

ＣＯＭＭＥＮＴ

千葉県の里山条例
大山千枚田の保存運動
田圃のオーナー制度
地方　国を動かす
　自然保護運動

　　　　　